NFTという新たな世界

NFTとは、「Non-Fungible Token(ノン-ファンジャブル トークン)」の頭文字を取ったもので、日本語で「非代替性トークン」という意味。
最近よく聞くようになってきたものの、まだ日常ではあまり接することが少ない世界ですが、先日銀座でのNFTデジタルアートオークションにお呼ばれしたので、少し勉強してみました。
その時のオークションで最後の作品は1,000万の値がつき、それは仮想通貨で支払われます。

昨年もアメリカでデジタルアーティストBeeple氏のNFTアート”Everydays: The First 5000 Days”が「約75億円」で落札されたニュースがありました。
Twitter創業者が出品した「最初のツイート」も3億1700万円で落札されていました。

そもそも私は何がどうすごいのか!?どういう価値があるのか?は全く理解していませんでした。

冒頭に戻ると、NFTは「非代替性トークン」。つまり固有の価値を証明するということ。
特にデジタルコンテンツは簡単にコピーできてしまうため、改ざん耐性を持つブロックチェーンによって作者・所有者の情報や取引の履歴などを管理していくことで、デジタルコンテンツに唯一無二の価値を付与するという仕組み。
なので、アート作品、ゲーム、映像などあらゆるコンテンツにこのNFTが活用され、それは仮想通貨でやり取りされています。

横文字だらけでなかなかピンとこないけど、トークンというのはこのブロックチェーンの技術を使用して発行された「暗号資産」のことを言います。安全にデータを記録できる技術であり、その情報はブロックで記録されてチェーンのようにつながっているため、ブロックチェーンと言われているそうです。ま、安全にデータ管理できる技術のことですね。

NFTも仮想通貨もこのブロックチェーンも利用しています。

資産を作った人(アートや音楽などのクリエイター)にとってはオリジナルを証明でき、所有者にとっては資産の所有者を証明できるということなので、デジタル業界では注目の技術ということですね。
このNFTの市場は2020年から2021年にかけて125%の急成長で市場拡大が進んでいるそうです。

そしてそれをを支える仮想通貨もここ数年でようやく「怪しい通貨」と思われなくなってきたような感覚です。

仮想通貨はいくつもの種類がありその通貨を扱う取引所もたくさん存在することも今回始めて知りました。
例えばビットコインは日本の取引所で直接買えますが、少し前はsolanaなどは日本には取扱所がなかったため、海外の取引所を経由して購入しないとダメでした。
そのあたり、私は全くわからなかったため、手軽に始める方法として歩いてお金を貯められるNFTゲーム、「STEPN」を始めてみました。

ゲームアプリの登録、仮想通貨の購入、ゲーム内で使用するNFTシューズ購入については次にまとめてみたいと思います。

新しい技術に対してはなかなか参入の勇気が持てないものの、このNFTという技術は確実にデジタルに携わる私にとって、今後も勉強が必要そうです。